工務店力は店舗リノベに活かせるのか?
求められる住宅のデザイン力と木造ノウハウ

■テーマ 店舗リノベ/ブランディング

住宅分野で培われた地域工務店の設計・デザイン力や木の魅力を引き出すスキルが、店舗やオフィスのリノベーションでも注目されている。飲食店など、無垢の木を使った居心地の良い空間を求める事業者は多い。新築市場が縮小する中、地域工務店が非住宅木造建築に進出するステップとしても店舗リノベは有効だ。これにより、新たな人脈形成や地域ネットワークへの参入が容易になり、住宅事業とのシナジーも生まれやすい。本セッションでは、工務店の事例紹介と住宅のスキルを活かした店舗リノベのノウハウを解説する。

質疑役 新建ハウジング編集部 関 卓実

登壇者

  • 飯田 亮

    株式会社COMODO建築工房
    代表取締役・一級建築士

    1979年に山形県に生まれ栃木県で育つ。地元工務店での修行を経て2007年に設計事務所である住空間設計LIVES(現:株式会社COMODO建築設計室)を設立。2012年に工務店である株式会社COMODO建築工房設立。

  • 井野 優一

    株式会社群栄美装
    代表取締役・一級建築士

    一級建築士・一級建築施工管理技士・管理建築士。1986年、群馬県前橋市生まれ、前橋商業高校卒業後、足利工業大学工学部建築学科にて学ぶ。卒業後はゼネコンにて現場監督として公共施設をはじめ様々な現場の施工管理を担当。資格取得後、群栄美装に入社、設計事務所登録を行い新築事業を立ち上げる。