SEKKEI EXPO

【テーマ】 構造

「なぜ今『許容応力度計算』が営業・設計の武器になるのか?」
ネイティブディメンションズ一級建築士事務所 代表 鈴木 淳 氏

2025年4月の建築基準法改正により、構造的な裏付けをもつ設計の重要性が一層高まる。本セミナーでは、ネイティブディメンションズ・鈴木淳氏が、許容応力度計算によるコストの最適化、プランの自由度確保、施主への説得力向上につながる実践的手法を紹介。構造計算を設計・営業の武器として活用するためのポイントを解説する。

「強さと快適さを両立する構造計画ノウハウ」
JIN建築工房一級建築士事務所 代表 小森 仁 氏

住宅の安全性を快適性を両立するためには、構造計画の段階での的確な判断と設計が欠かせない。さらに既存住宅を生かすストック時代においては、構造に関するスキルの応用力が必須だ。工務店に対する技術支援の実績も豊富なJIN建築工房一級建築士事務所の小森仁氏が、築60年の古民家を耐震等級3相当+断熱等級7の性能を備える住まいへとリノベーションした実際の事例も交えながら、安全性と快適性を両立する視点から、実務に生かせる構造計画の考え方とノウハウを解説する。

登壇者

  • 鈴木 淳

    ネイティブディメンションズ一級建築士事務所
    代表

    1973年新潟市生まれ。数寄屋建築、ツーバイフォー工法、接合金物工法などの設計経験を経て2008年に独立。狭小延床面積で構造・温熱・意匠を一体化した設計を強みにする。独立後、エムズ構造設計(新潟)主催の実務研修で長年講師を務める。2018年サトウ工務店・佐藤高志氏とともに地元建築事業者有志の勉強会「住学(すがく)」を共同創設。以降、得意分野を活かしたコラボやサポートなども手がける。 現在、新潟県建築士会新潟支部支部長、新木造住宅技術研究協議会(新住協)新潟支部副支部長も務める。

  • 小森 仁

    JIN建築工房一級建築士事務所
    代表

    「まじめにしっかり考える・根拠が数字で見える家づくり」をモットーに新築・リフォームの設計監理・施工監理を手がける。性能設計分野の普及活動の一環としての工務店に対する構造や全館空調の計画・設計の支援実績も豊富。住宅業界の底上げと日本の住宅取得者の快適さ向上への貢献を目指す。JBN全国工務店協会、未来へつなぐ工務店の会、そよ風ネットワーク所属。