ひとを活かすこれからの工務店経営

ひとを活かすこれからの工務店経営

■テーマ 工務店経営
「ひとを活かす」経営をベースに独自性の追求や新領域への挑戦、持続的成長に取り組み、業界からも注目を集める経営者、シンケン・迫英德氏、楓工務店・田尻忠義氏、柴木材店・柴修一郎氏によるディスカッション。経営における永遠の課題である人材の採用・育成・活躍を切り口に、経営観や取り組み、今後のビジョンなどをお聞きするなかで工務店経営の本質に迫る。

登壇者

  • 迫 英德

    株式会社シンケン
    代表取締役

    1950年鹿児島県生まれ。1977年にシンケンを設立。自然・建築・人が呼応し合う唯一無二の設計思想や、独自の経営手法によって「シンケンスタイル」を確立。全国の工務店経営者から支持を集める。思想・価値観を全スタッフと共有する独自の取り組み「社長メモ」と「週3行」等で、強い組織を目指す。現在、鹿児島・福岡で年間80棟あまりの家づくりの現場に携わる。

  • 田尻 忠義

    株式会社楓工務店
    代表取締役

    楓工務店・代表取締役。1969年奈良県生まれ。土木作業員を経て、23歳の時に大工の道へ。1997年創業、2007年に同社を設立。2014年に第一期の新卒採用を実施、2023年7月時には社員の7割以上が新卒採用という構成に。新入社員の継続採用と育成に尽力してきた。社員の働きがい・働きやすさの向上に向けた「見える化」「仕組み化」を徹底し、「笑顔を創造し続ける企業」を理念に活動する。

  • 柴 修一郎

    株式会社柴木材店
    代表取締役

    1975年茨城県下妻市生まれ。材木店からスタートし創業57年目を迎える地域工務店3代目。大学では会計学を専攻し、卒業後、信託銀行勤務を経て家業に。2013年代表取締役就任直後から、建築家・伊礼智氏監修による「i-works」モデルハウスをオープンするなど、デザイン性・景観・環境との調和を前面に打ち出した家づくりを推し進め、実績を伸ばす。2020年にはデザイン・性能に優れる住宅を核に、街並みと暮らしをプロデュースする「環境共生型分譲住宅」事業にも取り組み、注目を集める。