今年もコラボ展示する「わざわ座」ってそもそもなに?

今年もコラボ展示する「わざわ座」ってそもそもなに?

ジャパンホーム&ビルディングショーの新建ハウジングのブースでは長く「わざわ座」とコラボして企画展示を行っています。
今回はそもそも「わざわ座」って?について、簡単に解説します。

「わざわ座」とはデザイナーの小泉誠さんが代表理事を務める一般社団法人で、「ものづくり×デザインのプラットフォーム」を目指して2015年に設立されました。
事務局は東京都東村山市の工務店・相羽建設に置いています。

もう少し丁寧に言うと、衰退していく手仕事の復権を目指して、「わざわざ、やろうよ!」を合言葉に、工務店+職人+デザイナーが取り組むものづくり活動が「わざわ座」です。
暮らしを豊かにする道具をデザイナーが心を込めてデザインをして、職人が手仕事で誠実につくり、工務店が顔の見える関係を結んだ住まい手に丁寧に渡す。
そんなものづくりに共感する工務店・家具メーカー・素材メーカーが全国から集まり、知恵と仕組みを共有して、職人と手仕事の復権を目指しています。
詳しくはHP(http://wazawaza.or.jp/)でご確認ください。

「わざわざ」やるという心意気と「わざわ座」というネーミングをダジャレ的にかけているのが、この活動らしくていいなと思います。
そもそもを言えば、新建ハウジング発行人の三浦も「わざわ座」が目指す「手仕事の復権」に共感し設立当時から関わっていて、そのつながりでコラボ展示が始まり現在まで続いています。
※小泉誠さんには新建ハウジングの別冊「月刊アーキテクトビルダー」で連載頂いています。

この活動の「座」という言葉はネットワークを表すワードとして使っていて、この取り組みに共感する工務店を「座衆」と呼んでいます。
「座衆」として参加している工務店はここ(http://wazawaza.or.jp/zashuu/ )から確認してみてください。

「座衆」工務店は「大工の手」と呼ぶプロジェクトに参加していて、ジャパンホームショーでのわざわ座とのコラボ展示でも、この「大工の手」で生まれたプロダクトを中心にお披露目してきました。
この「大工の手」については、次回紹介したいと思います。


はじめてジャパンホームショーでコラボ展示した
2015年の会場風景